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理学部応用数学科「先輩と語る−大学と社会−」を開催しました

 平成19年12月4日、941教室で理学部応用数学科卒業生の香山知香子氏、谷口寛和氏をお迎えし、同学科の学生を対象に「先輩と語る−大学と社会−」を開催しました。

 現在、システムエンジニア(SE)の主任として活躍中の香山氏から、お客様の課題を解決するためのシステムづくりを行うSEという仕事について語っていただきました。SEは、優れたシステムとサービスを通して、豊かな社会の実現に貢献できる仕事であるということや業務の流れを後輩へのアドバイスを交えながら、分かりやすく解説していただきました。

 続いて、現在、県立高校で教鞭を執る谷口氏から、大学卒業後に一旦は就職したものの2年後の秋に会社を辞め、母校の大学院へと進んだエピソードを含め、教師について語っていただきました。特に、人を育てる教師という仕事にはさまざまな素養・素質が求められること、道を極めることの大切さ、さらにはプロの教師として努力していることについてうかがいました。

 講演会終了後は、同学科の教員も加わり、和やかな雰囲気の中で講師のお二人と学生との懇談がありました。

 

 

 学生の声
     
 

お二人とも自分の仕事に誇りを持っていらっしゃるのがよく伝わってきました。

教員になるための厳しさや、教員になってからの厳しさについて話を聴けたのはすごく良かったと思います。教師に対するあこがれが強くなりました。

自分が興味を持てること, 本当にやりたいことを探していかなければならないと思いました。今自分が目指している道が本当に自分の性格に合っているのか?など、具体的に考え始めなければならないのだと感じました。

 

 



講師のプロフィール
 

香山 知香子(こうやま ちかこ)氏
(2001年応用数学科卒)
現在、日本事務器株式会社(NJC)勤務


 

谷口 寛和(たにぐち ひろかず)氏
(1991年応用数学科卒)
会社勤務を経て、1996年に福岡大学大学院理学研究科修士課程修了
現在、福岡県立玄洋高校教諭

 

 



FSP 3-2 先輩と語る

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