ステップアッププログラム

第2回スポーツ科学部「先輩と語る―大学と社会―」開催

 スポーツ科学部主催「先輩と語る−大学と社会−」の講演会が平成19年4月7日(土)、福岡大学10号館1011教室で開催されました。

 第2回目となる今回は、プロのトライアスロン選手として世界選手権の檜舞台で活躍中の池形成信氏を講師に迎え、 新1年次生307人の参加のもと、スポーツ科学部新入生懇談会のプログラムの一つとして開催されました。

 池形講師からは、かつて事故で腰椎を骨折し、選手生命も危ういほどの苦境に立たされた際、決して諦めることなく地道な努力を続けた結果、 奇跡的に競技復帰を果たしたという自身の体験談をもとに、 「敵に勝つことではなく、自分自身に勝つこと」「最後まで諦めずにやり通すこと」の大切さについての熱いメッセージが送られました。

 さらに、大学4年間で自分の専門競技だけに打ち込むのではなく、教養・知識・常識や言葉遣いなど、 社会で通用するための人間性を身に付けなければならないという講師からのアドバイスは、 これから大学生活を送る新入生にとって、とても考えさせられる内容でした。

 講演終了後、ミニッツペーパー(授業の際に疑問・質問などを記載する用紙)を受け取った新入生達は、 講演を聴いての率直な感想や池形講師に対する感謝の言葉を真剣な表情で書きつづっていました。


■講師のプロフィール

 池形 成信(いけがた しげのぶ) 氏 
(平成9年3月 体育学部体育学科卒業)

(株)健康工房 設立
 現在、プロのトライアスロン選手として、
 世界選手権出場(日本人1位)
 エリートクラス日本代表

講師




■参加学生の声(ミニッツペーパーより)

●一番印象に残ったことは、どんなに辛いときも諦めてはいけないということです。 失敗することより、諦めて終わってしまうことの方がきつくて辛いことだと、今までの自分の経験を振り返り、今日の話を聞いて身にしみて感じました。 これからの人生の中で、後悔することのないよう完全燃焼できる人生を送りたいと思います。

●人間としての常識、基礎知識や言葉遣いなど、社会人としての知識を十分に得なければ、 これから先通用しなくなるという話を聞けたのは、とても良い経験となりました。 今までは、本当にスポーツ中心の生活をしてきましたが、これからの大学生活では、 社会で通用する人間になれるよう勉学に励みたいと思います。

●「日々の努力の中にチャンスがやってくる」この言葉を忘れずに、どんなことがあっても諦めず、 自分の可能性を信じて、チャレンジしようと思いました。

●「決して諦めないこと、諦めたらそこで夢は途絶える。自分が目指しているものに向かって常に前進すること。 そうすれば必ずチャンスは訪れる。」自分の可能性を信じて努力することが大切であると思いました。




FSP 3-2 先輩と語る

セミナー1

セミナー2

セミナー3

セミナー4

セミナー5

セミナー6

セミナー7

セミナー8

セミナー9