ステップアッププログラム

3回「今を生きる教養講演会」を開催しました

山根基世氏 ことばで「私」を育てる

 平成19年7月4日、本学A棟AB01教室で福大生ステップアッププログラム 第3回「今を生きる教養講演会」を開催しました。今回は前NHKアナウンス室長の山根基世氏をお迎えし、「ことばで『私』を育てる」と題してご講演いただきました。

 自分の思いや願いを実現するためには、「感情的にならず、論理的に、しかも人の心に届くことば」で発言する能力が必要で、そのためには、だれの借り物でもない、自分自身の体験から得た「自分のことば」を育てていくことがとても大事であると語られました。さらに山根氏は、「銀の雫文芸賞」創設のために私財を投じた雫石とみ氏の感動的な実話を紹介しながら、「ことば」は生きることの根源を支えるかけがえのないものであると語られました。

 参加した学生から「応援メッセージをお願いします」との要望に山根氏からは、「若いうちから自分の頭で考える習慣を身につけてください。努力を積み重ねていくと、やがて習慣になるから・・・」と熱いメッセージが贈られました。

 最後に、学生代表(法学部1年 岡村理沙さん)が感謝の花束を贈りました。会場は学生、教職員に加え一般市民の方々で満席となり、講演後は山根さんのサインを求める方々の列ができるなど、盛況のうちに教養講演会を終了しました。

 

山根基世氏

 

≪参加学生の声≫

●自分のことばを持つことの大切さを学んだ。自分のことばを成長させることで、自分も成長できると思った。

●人生の先輩であり、様々な経験をした人の話は、面白いし、何より自分のためになる。

●色々な話を聞きながら、自分の中でしっかり考えることができ、ためになりました。

●参加してとてもよかったです。足を動かせば、必ず何かを得られる。一番心に残ったことばは、「人と人が言葉を交わすことによって、心が通う」です。

●非常に勉強になりました。言葉一つ一つを聞き漏らすのも惜しいぐらい楽しかったです。ありがとうございました。

 




■担当した主な番組

「女性手帳」
「ニュースワイド」
「おはようジャーナル」
「婦人百科」
「ハンサムウーマン」
「関東甲信越・小さな旅」
「日本出会い旅」
「土曜・美の朝」
大河ドラマ「太平記」、「葵」紀行ナレーション
NHKスペシャル等のナレーション

■主な著書

『であいの旅』
『歩きながら』
『ネコのあぶく』
『ことばで「私」を育てる』
『女・今を一心に生きる』

◇福岡大学中央図書館、ヘリオス文庫 (福岡金文堂福大店)に山根基世氏のコーナーを設置しています。

第1回  2006年7月6日 小坂 憲次氏(当時:文部科学大臣) 
    「新しい時代を切り拓く君たちへ−人間力の向上にむけて−」

第2回  2006年11月24日  林 望 氏(作家・書誌学者)「知性の磨きかた」

FSP 2-2 今を生きる教養講演会