平成23年度「キャリア形成支援講座(1年次生)」が始動しました
 
 キャリア形成支援講座は、学生の皆さんが卒業後に自立して豊かな人生を送ることができるよう、低学年次から将来について考え、学び、目標を見つけ、そしてそれが実現できるようキャリア形成を支援するものです。
 1年次生ならびに2年次生を対象に開講し、今年で6年目を迎えました。今年の3月には3期生が卒業し、社会のさまざまな分野での活躍が期待されます。
※受講生の就職先はこちら

 5月7日(土)の講座を皮切りに、1年次生対象の講座が始動しました。本講座は、グループワークやグループディスカッションを中心としています。初回講座では、受講者が2グループに分かれて、高校生と大学生の違いや上手なコミュニケーションの取り方について考えました。受講者は、有意義な学生生活を送るためのヒントを掴んだようです。
 講座は下記のとおり、全4回実施します。6月の講座最終回では、2グループ合同で、社会人を招いてのパネルディスカッションを含む合宿(1泊2日)を行います。

 講座では毎回5〜6人のグループをランダムに組むため、講座を重ねる度に新たな出会いと刺激が待っています。目標達成に向け動きだした受講生たちの今後にご注目ください。

 講座内容
1年次生 「知的好奇心のアンテナ作り」から具体的行動へ
 1)さまざまな考え方・働き方に触れる
 2)社会的な問題についての意識を喚起する
 3)小さなアクションを起こす



 講座日程
 1回:5月  7日(土)
 2回:5月21日(土)
 3回:6月11日(土)
 4回:6月18日(土)/19日(日)※合宿
 

     

担当講師からのコメント
   人は何かと先入観にとらわれやすいもの。「大学でキャリア形成支援講座をやっている」と話すと、「大変でしょ、ゆとり世代は…」なんて言われます。そういう人に是非見せてあげたい、この現場を!
 入学して間もないので戸惑いはあるだろうし、緊張感もあるだろう。どうやってアイスブレイクするか、活気を生み出すか・・・。講座初日に臨むにあたってあれこれ案じていました。が、それも全くの杞憂。冒頭からみんな積極的で、リアクションもバッチリ。初対面同士すっかり打ち解けることができています。「人見知りするぅ〜」なんて言いながらメールアドレス交換していたり、既にあちこちでコミュニケーションの花が咲き乱れていたのには正直びっくり。そして、「学部をこえた友人を作りたい」「行動しないとせっかくの大学生活がもったいない」「将来に向けて後で困らないよう準備したい」と参加の動機を語り合う姿に頼もしささえ感じています。「軽快に一歩を踏み出せる力」に思わず目を細める私でした。さらにこの講座を通して、失敗を恐れずチャレンジすること、仲間と力を合わせて創意工夫する喜び、そして、社会に触れて広がる視野を体感していってほしいと願います。
 先日、受講生OBと話す機会がありました。「講座に参加していなかったら4年間なんとなく過ごしていただろうなと思うと、ゾッとしますよ。就職活動するうえでもプラスになったけど、社会人になって役立っていることがたくさんあります。」と語ってくれました。この講座の意義や醍醐味を再確認させてくれたと同時に、今期の受講生もきっと…とワクワクします。お楽しみはこれからだ!
(大多正人)
<講師>
 大多 正人

 
<講師>
 松田 美幸


FSP 3-1 キャリア形成支援講座