理学部化学科「先輩と語る−大学と社会−」(第1回)を開催しました。
 
 平成23年9月17日(土)に理学部化学科主催「就職懇談会」の一環として、「先輩と語る−大学と社会−」(第1回)を開催しました。
 今年度は新たな試みとして、これまで年に1回開催していた標記プログラムを、複数回開催することとしました。第1回目となる今回は、本学科卒業生で、本プログラムを立ち上げた10年前からの主要メンバーでもあり、重要な情報源でもある麻生情報システムの藤井和彦氏を講師に迎え、実施しました。
 藤井氏からは、コンピューター業界や業務内容の紹介に止まらず、実際に採用人事を担当されている経験とキャリアコンサルタントの立場から、就職活動に必要な心構え等について懇切丁寧なアドバイスを頂けました。
 今回は、9月に第1回目を実施しましたが、今年度から採用スケジュールが変更されていることもあり、参加学生(3年次生12名、2年次生1名)が真剣な表情で講師の話に耳を傾けていた姿と講演終了後、20分以上に渡り質問していた2年次生の「頭がパンクしそう!」という言葉が印象的でした。10月8日 (土)に行われる次回の「先輩と語る−大学と社会−」(第10回理学部化学科就職懇談会) においても、多くの卒業生(14〜15名)と在校生のより突っ込んだ本音の情報交換を期待しています。
 

     
 
今年は12月に一気に始まるので、今のうちからしっかり準備しないといけないなと思いました。特に大卒新卒者の離職状況には驚き、自分がそうならないようにしっかり情報を集めることが大事だなと思いました。(3年 女性)
年々冷え込んで行く日本経済によって漠然とした先行きへの不安感を募らせるばかりでしたが、講演を聞くことによって、厳しい現状を正しく理解し具体的な行動目標を持つことが出来たと思えます。(3年 男性)
今の就職氷河期に就職活動のスケジュールが大きく変化し、12月に一斉にスタートする事がどういうことなのかが理解できました。また自己分析・業界研究の重要性が大変よく分かりました。(3年 男性)

講師のプロフィール
藤井 和彦
(ふじい かずひこ)

理学部化学科昭和53年卒、昭和55年修士修了
昭和55年4月株式会社サイコム入社を経て、平成元年4月株式会社麻生情報システムに入社、平成3年から開発部門の課長の傍ら、新卒採用に関わる。平成22年認定キャリアコンサルタント資格取得、平成23年キャリアカウンセラー(CDA)養成講座終了


理学部化学科ホームページ FSP 3-2 先輩と語る