薬学部「先輩と語る―大学と社会―」を開催しました。
 
 平成23年9月19日(月・授業日)、薬剤師として病院あるいは薬局でご活躍中の4名の卒業生を講師としてお迎えし、薬学部主催「先輩と語る−大学と社会−」を1711番教室において開催しました。

 まず、『病院および薬局における医療現場の実情』と題し、下堂薗氏からは病院薬剤師の立場で、薬剤師業務の拡大や資質を向上させる必要性について、具体的な例を示しながら説明していただきました。また、小田氏からは薬局薬剤師の視点で、東日本大震災での体験等を踏まえて、医薬分業のあり方や医療現場で薬剤師がなし得る業務についてお話しいただきました。

 次に、『実務実習を終えて、その実情と反省・要望』と題し、石橋氏からは病院薬剤師の立場で、専門性やリスクマネジメント、チーム医療といった薬剤師に求められる資質についてお話しいただきました。また、坂ノ上氏からは薬局薬剤師の視点で、実務実習で行う業務の具体例や薬剤師の地域保健活動について分かりやすく説明していただきました。

 続いて、神村筑紫病院薬剤部長を座長とし、講師4名に薬学部の井上講師を交えてシンポジウム形式での卒業生と学生との討論会を開催し、講演の内容に対する活発な質疑応答が行われました。

 薬学部として今回が初めての開催でしたが、4年次生の学生と教職員合わせて約250名が出席しました。学生にとっては、5年次生で行う長期実務実習を目前に控え、あらためて医療や地域社会における薬剤師の役割や職責、実務実習の意義などを考える大変よい機会になりました。
 

     
 
自分達へ対する期待の大きさを感じた。
6年制の薬学部生に求められることが理解でき、実務実習へ向けて気持ちが高まった。
今日の内容を踏まえて、実務実習へ向けて、しっかりとした心構えをもって準備をしていきたい。
CBTやOSCEばかりに目が向いていた。実務実習や薬剤師の仕事も意識して頑張りたい。
討論会では他の学生が持っている意見や考え方を知ることができ、とても参考になった。自分も頑張らなければと思った。
医療現場が望んでいる、これからの薬剤師像がよく分かった。
医療現場における薬剤師の役割が理解できたように思う。現場で活躍できるように努力したい。
患者の立場に立った薬剤師であることが重要だと感じた。
「チーム医療」や「医薬分業」が叫ばれる中で、薬剤師の実際の立場や今後の課題について考えさせられた。
変化して行く医療の現場に対応するため、自らの能力を高める努力が必要だと感じた。

講師のプロフィール
下堂薗 権洋
(しもどうぞの よしひろ)

昭和53年3月 
薬学部製薬化学科卒
鹿児島大学医学部歯学部付属病院
薬剤部副薬剤部長

小田 真稔
(おだ まさとし)

平成11年3月 
薬学部製薬化学科卒
あすなろ薬局 薬局長

石橋 誠
(いしばし まこと)

昭和51年3月 
薬学部製薬化学科卒
国立病院機構九州医療センター
薬剤科長

坂ノ上 美世
(さかのうえ みよ)

平成18年3月
薬学部薬学科卒
セガミ薬局一の谷店 薬局長


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