平成23年度工学部化学システム工学科「先輩と語る大学と社会」(第2回)を 開催しました。
 
 平成24年1月10日(火)6号館644教室において、今年度2回目となる工学部化学システム工学科主催「先輩と語る−大学と社会−」を開催しました。今回は、本学卒業生で、現在、総合医薬品メーカーで生産技術スタッフとして活躍されている佐々木義幸氏をお迎えし、会社の概要や仕事内容、ご自身の就職活動などについて話していただきました。
 佐々木氏は、大学で学んだ知識を生かしたいとの思いから生産技術職を目指したこと、業種にはこだわらず就職活動を行ったことなどについて話されました。また、化学工学は医薬品などの製造には必要不可欠であるから、企業の方に化学システム工学科について理解してもらうことが重要であることなど、就職活動における具体的なアドバイスをしていただきました。
 また、入社前は医薬品という未知の分野で働くことに対して不安もあったけれど、先輩方が熱心に教えてくださるので、その不安は取り越し苦労だったこと、また、先輩方の意を酌みとって頑張ることが大事であると話されました。
 講演終了後、多くの学生が教室に残り、佐々木氏に熱心に質問をしている姿が印象的でした。今回は、主にこれから就職活動を開始する3年次生を対象に実施しましたが、参加学生にとって、社会に出て働くということについて考える良い機会となったようです。
 

 

     
 
大変勉強になりました。自分も佐々木さんに負けないように頑張ります。  

「自分が今いる状況を相手にどれだけ伝えられるか」という話が、とても参考になりました。まずは、自分の状況をしっかり把握したいと思います。  
「化学システム工学科がどのようなものか調べるべきだ」ということは、今まで考えたこともありませんでした。自分が何を学んできたかを企業に知ってもらうこともアピールになることが分かりました。  
すごく刺激になりました。今のままじゃ中途半端な就職活動になりそうだと思いました。やるからには、全力で納得のいく就職活動にしようと思います。  

講師のプロフィール
佐々木 義幸
(ささき よしゆき)

平成22年3月 化学システム工学科卒
大正製薬株式会社 勤務

 

 


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