日本語を使いこなす力は、自然に身に付くものでしょうか。そんなことはありません。たしかに日本で生活していれば、日本語はある程度自然に身に付くでしょう。しかし、高度な内容の文章を読み取ったり、正しく敬語を使ったりすることなどは訓練なしにはなかなか身に付くものではありません。

 大学の専門的な講義を聴き取ってその内容を理解した上で簡潔にまとめたり、論理的な文章でレポートを書いたりすることも容易ではありません。さらに、就職活動等で自分の意見を分かり易く明確に述べるためにも、やはり訓練が必要です。こうした日本語の力を身に付けることは、学問を学ぶ上での基礎となり、大学での勉学や就職のために重要であるばかりか、日本の文化を継承するためにも大切なことなのです。

 そこで福岡大学では、学生の皆さんの日本語力を一層向上させるためのプログラムを展開していきます。
 


 

日本語力が不足している人にとって、ためになる講座でした。習ったことを生かして、よりよい文章が書けるようにこれからも練習しようと思います。

 
 

添削指導を丁寧に行ってくださったため、間違っていたところもすぐ理解できました。

 
     

 学生の皆さんの日本語能力を把握するための「日本語力テスト」を、1年次生を対象に実施します。実施時期は、学部や学科によって異なります。
 また、「日本語力テスト」の結果を踏まえ、皆さんにふさわしい日本語力向上プログラムを開設しています。日本語力が不足していると感じたり、講義の聴き取りや内容のまとめ方に戸惑いを感じたりしているようでしたら、日本語力向上プログラムに参加することをおすすめします。
 なお、詳細は決まり次第、FSP専用ウェブサイトに掲載します。



全国高校生川柳コンクール
昨年度大賞作品
サイダーの 泡で疲れが 消えていく
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 福岡大学では、平成17(2005)年より毎年「全国高校生川柳コンクール」を開催しており、昨年は、全国128 校の高校生6,369 人から14,879 作品の応募がありました。