2012 学生チャレンジプロジェクト
「防災意識向上のためのワークショップ」を開催しました
 
 今年度採択された学生チャレンジプロジェクト「福大生のための防災対策~福大から地域へ広めよう~」が、12月1日(土)本学文系センター棟4階第4会議室において、「防災意識向上のためのワークショップ」を開催しました。当日は、約80名の本学学生・教職員および大学周辺地域の皆さまの参加をいただきました。
 第1部の基調講演では、其田雅美氏(東北学院大学ボランティアステーション)が『「真」の地域に根差した大学を目指して~東日本大震災被災地域内の大学として果たすべき役割~』というテーマで、杉浦健氏(関西学院大学ヒューマンサービスセンター)が『“やりたい”が“できる”~いつ災害が起こっても大丈夫な共働のしくみ』というテーマでそれぞれ講演され、東日本大震災や阪神・淡路大震災での経験を踏まえ、どのように大学が地域と連携し、「共働」していくのか、その具体的な施策や今後の課題などを語っていただきました。
 第二部では、「大学と地域を防災の視点からつなぐ大学生の可能性を探る」というテーマで、ファシリテーターに吉村美穂氏(DIGネットふくおか)と井手口誠氏(BOYAスクール)をお招きし、参加者がグループに分かれてワークショップを行いました。「防災」についてのグループディスカッション後、2コースに分かれ、避難場所や危険箇所がないか学内を見て回りました。防災に強い大学づくりのためにも、今回のフィールドワークは有意義な時間となりました。
 現在プロジェクトでは、活動の成果をもとに、「福大生のための防災対策」リーフレットを作成中です。完成後は本学学生、大学関係者だけでなく、地域の皆さまにも配布する予定です。



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