平成25年5月28日(火)A715教室で、法学部卒業生の本田拓也さんと山崎衣里奈さんをお迎えして、「社会で求められる人材とは?~先輩に聞く就活への備え~」と題した講演・懇談会を開催しました。
今回の講演は法学部全学年を対象としており、卒業後大分銀行に就職された本田さんは、学生生活をどう過ごしたか、就職活動をどう乗り切ったか、銀行員としてのやりがいがどういうところにあるか、といったことについて参加した在学生にとてもわかりやすく語ってくださいました。テニス部員として年間300日あまりテニスに打ち込むとともに、学業と両立させて3年次には必要単位をほぼ修得したこと、就職先の選定にあたっては出身地に貢献できる企業を重視したこと、準備には本学の就職・進路支援センターのプログラムを大いに活用したことなどにふれ、実際に勉学や就職活動をどうしたらいいか適確なアドバイスをしてくださいました。
現在、福岡市職員として勤務されている山崎さんは、冒頭、業務で自ら編集した福岡市発行定期刊行物の「市政だより」を持参してくださり、参加者に公務員の仕事の世界を具体的に垣間みせてくださいました。そして、公務員は常に勉強することが必要であり、地方公務員の魅力はいろいろな勉強ができ、様々な職種があることだと語られました。また、学生時代に難関の公務員試験を突破するためにいろいろな工夫をして一生懸命勉強した体験談とともに、公務員志望者に有益なお話しとアドバイスをしてくださいました。
参加学生との懇談では、大学での単位取得の仕方に関する質問、課外活動に関する質問、就職活動の際の業界研究に関する質問、公務員試験の対策に関する質問、仕事のやりがいに関する質問など沢山の具体的な質問が出ました。お二人は、そうした質問の一つひとつに丁寧に、そして親身に答えられていました。 |
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