工学部電子情報工学科「先輩と語る-大学と社会-」(第1回)を開催しました。

 平成25年5月31日(金)、工学部電子工学科(現電子情報工学科)卒業生の城野秀憲氏をお迎えし、本年度第1回目となる工学部電子情報工学科主催「先輩と語る-大学と社会-」を開催しました。
 「大学生活を如何に過ごすか」をテーマに、1年次生を対象とした講演が行われました。城野氏は大学時代の経験をもとに、新聞を毎日よく読むこと、語学の向上に努めること、課外活動をすることを奨められました。また、就職活動へのアドバイスとともに「人生は一生勉強」だと強調されました。講演の最後では、人間として有効となる能力は「理解力」「想像力」「表現力」の3つであり、ご自身の教訓も踏まえながら今後の学生生活と人生設計へのアドバイスをまとめて頂きました。
 学生の反応は良好であり、ポイントをつかんだ感想が多く寄せられました。最も多くの学生が取り上げた印象に残ったことは「人は何のために勉強するか?」という問いかけでした。城野氏が「理解力、想像力、表現力を身につけるため」と語られたことに対して、学生から「良いところに就職するためだと思っていたが、考え方が変わった」「いままで自分は時間を無駄にしていたのではないか、これからは勉強、サークル、アルバイトなど、充実した学生生活を送りたい」との感想がありました。
 40歳以上も年齢差のある大先輩からの示唆に富んだメッセージは、時代も世代も異なる学生達にとって、古くさいどころか新鮮に映ったようです。1年次生にとって極めて有意義な講演会となりました。


講師のプロフィール
城野 秀憲
(じょうの ひでのり)

昭和50年 工学部電子工学科卒業
現在、日本通運(株)警備輸送事業部調査役


工学部電子情報工学科ホームページ FSP 3-2 先輩と語る