平成25年8月5日(月)、薬学部を卒業後、大学院に進学し、様々な分野で活躍されている4名の卒業生を講師としてお迎えし、「大学院を卒業して活躍する先輩達」をテーマに、薬学部主催「先輩と語る-大学と社会-」を1711番教室において開催しました。当日は、第一期の実務実習を終えたばかりの5年生と教職員合わせて約240名が出席しました。
今回の講演者は、いずれも学生にとっては父親と同じ年代にあたる先輩方であり、大学院で学位を取得し、現在は「薬局」「研究機関」「病院」そして「大学」の各分野で、現役の研究者あるいは医療人として活躍されています。
講演では、先輩達が過ごした「古き良き時代」の学生生活、研究者の道を歩むことになったきっかけ、研究の魅力、寝る時間を惜しんで研究に打ち込んだ院生時代、お世話になった恩師、海外での研究生活、そして研究してきたことを今の仕事の中で各々どのように活かしているのかといった経験談を、時にユーモアを交えながらお話しいただきました。
また、質疑応答では、研究の過程を通じて築かれた「人と人とのつながり」の大切さ、医療に関わる者として常に「研究マインド」を持ち続けることの重要性、薬剤師が持つ多様な可能性について貴重なアドバイスをいただきました。
5年生は、実務実習を終えると、いよいよ各自が具体的な将来の進路を決める時期を迎えます。本日の講演を聞いて、今まで漠然と抱いていた「研究者」に対するイメージが、より身近で鮮明なものになったのではないかと思います。
この講演を聞いた学生の中から、多くの「研究者」が生まれることを期待したいと思います。 |

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