スポーツ科学部「先輩と語る-大学と社会-」(第2回)を開催しました

 平成25年12月14日(土)、8号館831教室において、3名の先輩を招き、スポーツ科学部主催「先輩と語る-大学と社会-」を開催しました。この講演会は、第44回スポーツ科学部学部祭のプログラムの一環として行われ、総勢912名の学生、教職員、附属若葉高等学校の生徒及び教員が参加しました。
 まず、国立障害者リハビリテーションセンターで主任運動療法士をされている樋口氏より、「障害者スポーツと健康づくり-障害者健康増進・スポーツ科学支援センターの活動を通して-」という演題で、障害者スポーツとリハビリの大切さや厳しさについて、日頃指導を行っている様子の動画を交えながら説明していただきました。学生からは、障害者の方や支援している人の現状を知り、深く考えさせられたという感想が多く聞かれました。
 髙田氏は現在、福岡県立早良高等学校の常勤講師として勤務し、平成26年度福岡県教員採用試験・保健体育に合格されました。これまでの講師やサッカー部コーチとしての経験、多くの子供と関わってきた中で学んだことを話され、また指導する際の留意点や今後、教員を目指す学生に向けてアドバイスしていただきました。大学生の今、何を考え行動すべきか、ご自身の経験と比較しながら語られました。
 柴田氏は、平成25年度福岡市教員採用試験・保健体育に合格し、現在、福岡市立百道中学校に勤務されています。学生時代に専門の砲丸投げに救われた、一芸があれば必ず人生が変わると話されました。学生からは、何事も諦めず、努力していきたいと思ったという感想が多く聞かれました。
 3名の先輩から、後輩に対する熱い思いで語られるたくさんのメッセージは、スポーツ科学部全学生に夢や未来、成功への希望を与え、4年次生には社会に飛び立つための大きなステップとなり、また1~3年次生には、これからの大学生活にさらなる弾みをつけるものとなりました。


講師のプロフィール
樋口 幸治
(ひぐち ゆきはる)

平成2年 福岡大学体育学部体育学科卒業
平成4年 福岡大学大学院体育学研究科体育学専攻修了
現在、国立障害者リハビリテーションセンター 運動療法士主任

髙田 晃平
(たかた こうへい)

平成23年 福岡大学スポーツ科学部スポーツ科学科卒業
平成26年度福岡県教員採用試験(保健体育)合格
現在、福岡県立早良高等学校 常勤講師

柴田 聡子
(しばた さとこ)

平成18年 福岡大学スポーツ科学部健康運動科学科卒業
平成25年度福岡市教員採用試験(保健体育)合格
現在、福岡市立百道中学校 勤務


スポーツ科学部ホームページ FSP 3-2 先輩と語る