あなたは、人の知性や思考力が、大学受験までの勉強の出来不出来でだいたい分かる、などと思ってはいませんか?そんなことはありません。大学4年間の過ごし方次第で、知性はぐっと高まります。思考力を鍛え、さまざまな知識を吸収し、教養を広く深く豊かにするための皆さんの成長はまさに「これから」なのです。
 大学での知的な成長の鍵は、「日本語力」の向上にあります。私たちはふつう、日本語を使わずに思考することはできません。ですから日本語力が不十分なままなら、思考も未熟なレベルに留まります。逆に日本語力が上がれば、しなやかに、深く思考することが出来るようになります。日本語力の向上こそ、皆さんの知的な成長の土台なのです。
 日本語力を向上させるにはまず、高校までの「国語」とは少し違う「ツールとしての日本語」を学ぶ必要があります。柔軟に思考し、意見や主張を相手に納得してもらえるよう表現し、他者と理解し合うための日本語を、新しく学び始めてみませんか?このプログラムでは、そうした「ツールとしての日本語」を、高校までとは違った「学生同士のコミュニケーション」を重視した方法で磨いていきます。新しい仲間とともに学ぶ楽しさと知的な興奮を、ぜひこのプログラムで体験してください。目からウロコが落ちますよ。
 


       
 

学生:

「社会で一番重要だとされるコミュニケーション力ってどうしたら身につくんでしょうか?」

 
 

先生:

「まずは伝えたいことを伝えるための『形式』を知ることかな。」

 
 

学生:

「え?そんな『形式』があるんですか!?それってどんなものなんですか?」

 
 

先生:

「詳しくは、授業で説明しましょう。でも、意外と簡単なので安心してください。すぐ理解できますよ。そして…、そうですね、実はこの会話自体が、その『形式』がどんなものかの答えを示すヒントになっています。」

 
 

学生:

「なんだかクイズみたいですね!でもおもしろそうです。授業、でてみようかな。」

 
     

お問い合わせ : 教育開発支援機構事務課(A棟地下1階)へ

実施プログラム

 このプログラムは、さまざまな学部から集まった「学生同士のコミュニケーション」をベースにした、学生参加型の授業です。少人数クラスなので事前の申し込みは必要ですが、同じ内容のクラスを定期開講しますので、希望する学生はいつでも、何度でも受講することができます。日本語力の向上はもちろん、いろいろな学部の学生と知り合いになるチャンスでもあります。積極的に意見が飛び交う、大学らしいクラスの雰囲気を味わいたい人も、ぜひこのプログラムにトライしてみてください。
 なお、詳細は決まり次第、FUポータル等に掲載し、お知らせします。

スケジュール

 前期は5・6月、後期は10・11月を中心に、開講曜日・時限を変えて毎週定期的に実施する予定です。内容は1コマで完結しますが、盛りだくさんの内容なので、ぜひ何度か受講してみてください。その都度新しい仲間とのディスカッションを通じて、毎回新たな発見がありますよ。





全国高校生川柳コンクール
昨年度大賞作品
薬より よく効く魔法 友の笑み
  第1回入選作品はこちら
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 福岡大学では、2005年度から毎年「全国高校生川柳コンクール」を開催しており、昨年度は、全国136校の高校生7,321人から16,258作品の応募がありました。