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「社会」へのステップ 先輩と語る-大学と社会-
工学部電子情報工学科「先輩と語る-大学と社会-」(第1回)を開催しました。

2014.06.06

平成26年5月16日(金)、工学部電子工学科(現電子情報工学科)卒業生の重丸浩美氏をお迎えし、本年度第1回目となる工学部電子情報工学科主催「先輩と語る-大学と社会-」を開催しました。
「小型衛星の管制体験と秘話」をテーマに、1年次生を対象とした講演が行われました。小型人工衛星「かがやき」の管制業務の体験談を中心に、世界の人工衛星の現状、国際宇宙ステーションなどの宇宙開発の話題、さらに宇宙船や人工衛星の唯一の通信手段である無線通信や、八木アンテナ、アマチュア無線の紹介など、技術のおもしろさを多岐にわたり語っていただきました。
先輩から聞いた宇宙の話は学生たちの興味を大いにかき立てたようです。また衛星の軌道計算に、万有引力やニュートンの運動方程式といった高校や大学で習うことを直接使うという事実も印象的で、大学で基礎を学ぶことの良い動機付けになりました。

(学生の声)
・日本の衛星数は世界3位、アメリカよりもロシアの方が多いと聞き、意外だった。
・地球の周りを7000個もの衛星が回っていると聞き驚いた。
・学校で習う基礎知識の大切さがわかった。
・基礎知識の先に高度な知識や技術があることを再認識した。
・無線技術や通信機器に興味を持った。
・無線従事者などの国家資格にチャレンジしようと思った。
・学科の先輩が会社の代表取締役だと聞き、これからもっと頑張らなければと思った。

重丸 浩美(しげまる ひろみ)氏
昭和50年 工学部電子工学科卒業
現在、(株)スカイグローリージャパン代表取締役

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