工学部化学システム工学科の正本博士先生を講師として招き、「私たちの身近にあるものから見えてくる環境」と題して、平成26年度第1回目の「七隈で学ぶ環境学～入門編～」を11月13日(木)に開催しました。

　今回は、私たちが生きているだけで環境中に排出してしまう「二酸化炭素」や、朝起きてまず一番初めに使うであろう「水」といった、まさにテーマどおり「身近にあるもの」に焦点をあて、地球温暖化問題や水環境保全などの環境問題について講演していただきました。講演後の質疑応答では、今後我々が生活していくうえでの気をつける点についての質問や、地球全体で見た二酸化炭素の濃度分布に関する若干専門的な質問などが出されました。また、開催後のアンケートでは、「誰もが知っている身近なことでも、掘り下げていくと知らないことが多いことに驚いた」「モラルをもって無駄をなくすことが大切だと気付いた」などの声が寄せられました。