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「社会」へのステップ 先輩と語る-大学と社会-
工学部社会デザイン工学科「先輩と語る-大学と社会-」(第2回)を開催しました

2015.06.16

 平成27年5月27日(水),工学部土木工学科(現社会デザイン工学科)卒業生である大塚強史氏をお迎えし,本年度第2回目となる工学部社会デザイン工学科主催「先輩と語る-大学と社会-」を開催しました(3年生前期キャリアデザインの講義との併催).

 前職として国土交通省九州地方整備局を勤め上げ,現在は一般財団法人日本建設情報総合センターに勤務されている大塚氏から講演をいただいた.
まず,自己紹介からはじまり前職となる国土交通省九州地方整備局の業務説明があった.さらに,今後の計画・業務についても説明があった.
次に,前職時代に経験された業務について時系列で丁寧に説明された.特に,入省してから初赴任において経験した様々な仕事のイロハについて,当時の逸話もまじえて説明された.今考えると,忙しい時が自分を成長させた時期だったと感じることを力説された.その後,事業のマネジメントに携わるようになり,住民と対話や連携について直接関係することが多くなり,合意形成の難しさを強く感じたことを説明された.役職につくようになった頃は,「判断力」,「調整力」,「総合力」の3つの力が最も求められることを実感したことが説明された.
また,技術者に求められることとして,現在大学で学んでいる基礎学問を大事することが重要であることが力説された.例えば,各分野での基礎的数値や各材料の性状などを普段から意識して覚えておくだけで,現場をはじめ技術者間での会話でも聞こえが全く違うというエピソードを語っていただいた.さらに,先入観にとらわれることなく、中立な考え方で常にいることが重要であり,社会の変化で我々技術者に求められるものも変化していくことを力説された.
最後に,これからの大学生活については,専門知識と同時に専門外の知識についてもふれておいて欲しいこと,コミュニケーション能力を高めておくこと,そして調整能力を養い,一つ上のクラスの考え方を知っておくことが重要であることが力説された.そして,多くの経験の積み重ねが今後必要となるマネジメント能力を養うことに最も効果的であることを紹介され,進路に悩んだら先輩に頼ることも大事であることを熱くアドバイスされ,結びの言葉となった.

 講演終了後の個別の質疑応答では,仕事の多忙さなどについて質問が寄せられた.そうした質問にも,丁寧かつ親身に答えていただいた.
 夏休みに実施されるインターンシップや,これから始まる就職活動を目の前に控える学生にとって,今後の学生生活や将来について考える良い機会となった.
 
(参加学生の声)  ※学生の感想などありましたら、ご記入ください。
 ●大塚さんからのお言葉で,「仕事の中に喜びを見つけること」ということを聞いて,そのことからやりがいや楽しみを仕事が続くのだろうと思った.自分もそのようなことが感じられる充実した社会人として生活を送りたいと思った.
 ●国土交通省九州地方整備局がどのような仕事をしているかを知ることができた.
 ●様々な職種について調べて本気で自分の進路を決めたいという気持ちになった.
 ●就職したいと言えるところを見つけ,またそこにいけるように今勉強していることに精一杯頑張ろうと思った.
 ●就職活動について何となく考えていて,どこかに就職すれば良いと思っていましたが,(今回の講演で)その考えが改まった.たくさんの情報を集めて,早めに行動することの大切さを知りました.
●自分で調べていくと,悪い面ばかりを気にしてしまっていたので,今回の講演で良い面を知ることができ,選択の幅が広がった.
 ●就職活動のことも意識して,しっかり目標を考えてインターンシップをやりたい.


講師のプロフィール

大塚 強史(おおつか つよし)氏
昭和53年3月 工学部土木工学科卒業
現在 一般財団法人日本建設情報総合センター センター長


         


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