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「社会」へのステップ 先輩と語る-大学と社会-
理学部地球圏科学科「先輩と語る-大学と社会-」を開催しました

2015.11.14

 平成27年11月7日(土)、福大生ステップアッププログラムの一環として「理学部地球圏科学科 先輩と語る-大学と社会-」を18号館1824教室で開催しました。この催しは、卒業後の就職や進路などを決めるために役立つさまざまな情報を、地球圏科学科の学生が得られるように毎年開催しているものです。今回は、例年よりも参加者がかなり多く、3年次生以下の学生41名が参加し、今回は3年次生だけでなく、1年次生および2年次生も各数名の参加があり、若年次から卒業後の進路に高い関心を持っている学生が多くなっている傾向が見られました。
 また、この会には地球圏科学科の卒業生15名、就職が内定している現4年次生および博士課程前期現2年次生合わせて15名にもご出席いただき、卒業後の進路選択と就職活動についてアドバイスをしていただきました。

 この催しは、2部構成で実施しました。第1部では、就職・進路支援センター(以下センターと略記)において学生の進路決定や就職活動の支援をされている本多由希子氏に、「最近の採用活動の傾向と2016年度の就活への対応」と「センター活用術」について、スライドを用いて30分ほど講演していただきました。この講演では、地球圏科学科学生の進路決定率の最近の年次変化や就職先企業などが紹介され、続いて、来年度は企業の説明会などの採用活動の時期や面接時期などが変更になりそうで、今年度よりも就職活動期間が狭まる可能性があるとの説明や、3年次生以下の学生が今できる就職のための準備活動についてのアドバイスがありました。また、センターが開催する就職準備活動のための行事も紹介され、センターではエントリーシートの書き方や履歴書の書き方などの個別指導も行っているので、利用してほしいとの話もありました。最後に、本学のポータルの就職情報システムを使った就職関連情報のアクセスの仕方について、ネットに繋いで実演しながらの説明がありました。このように就職活動前の学生には大変有用な情報を提供していただきました。参加した学生からは、就職活動の準備の必要性やセンターの利用の仕方、ポータルの就職情報システムの使い方が分かるようになって良かったなどの意見が寄せられました。

 第2部では、3年次生以下の学生が卒業生および就職が内定している現役学生と懇談・相談できるように、業種・業界ごとの相談コーナーや個別相談コーナーを設け、企業・業界の現状や就職活動の実際についての情報を広く取得できるようにしました。3年次生以下の学生は、複数の相談コーナーを回り、各コーナーでは先輩達と和やかに懇談し、さまざまな情報を取得したようです。個別相談コーナーで熱心に話をしている学生の姿も見受けられました。先輩から就職先が決まるまでの経緯や具体的な就職活動のことや就職先の職場での生の声を聞くことができて、大いに役に立ったなどの声が寄せられました。

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