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「社会」へのステップ 先輩と語る-大学と社会-
理学部化学科「先輩と語る-大学と社会-」を開催しました。

2015.12.15

 平成27年10月17日(土)、221教室にて、理学部化学科主催「就職懇談会」の一環として、福大生ステップアッププログラム「先輩と語る-大学と社会-」を開催しました。この懇談会は、化学科の学生が就職活動について実践的なアドバイスを受けるために毎年開催しているもので、今回で14回目になります。この懇談会は第1部と第2部から構成されています。

 第一部では、理学部化学科の卒業生である津田知司氏にシャボン玉石けん㈱の会社概要と製造部や研究開発部での体験談や、会社の望む人材についてお話しいただきました。続いて、理学部化学科の卒業生である園田晋也氏より自身の就職活動の体験談と、㈱同仁化学研究所で人事を担当されていた経験をもとに、これから就職活動を行う3年次生と博士課程前期1年次生への就職活動に対するアドバイスを中心にお話しいただきました。その後、内定をもらった4年次生と博士課程前期2年次生の4名、講演者の2名および企業で人事を担当している卒業生1名を交えてのパネルディスカッションを行い、就職活動についての質疑応答が行われました。

 第二部では、様々な職種の卒業生23名を交え、懇談会を行いました。化学工業、食品、製薬、IT、環境インフラ、化粧品、教員、公務員などの業界の現状や就職活動の実体について、直接その業界で働いている卒業生から情報を得られるように、卒業生1名に対して4~5名程度で懇談ができるようにしました。就職活動を控えた学生には1日を通して自分の将来について考える有意義な時間になったことと思います。

(参加学生の声) 
●就職活動が始まるのはまだまだ先であると余裕でいました。しかし、今年の内定者たちの話を聞き、今のように余裕を持っていてはいけないという危機感が出てきました。
●私が一番印象に残っている言葉は「自分のできない範囲を決めしまうのはやめる」ということです。私はできないと思うことを避けてしまうことがあったので、自分の可能性を信じてこれから様々なことに挑戦していきたいと思いました。
●就職活動について準備しなきゃとは思っていたけれど、具体的に何をすればいいか分からなかったので、今回の就職活動で今、何をすべきかなど、先輩方がされていたことを聞けたので大きくプラスになりました。
●就職活動の形式が昨年から変わっているので、内定者からその体験談を聞けたのは、非常に良かったと思います。
●就職活動は何から始めていいのか分からなかったのですが、今回の就職懇談会に参加することで、いま準備をしておかなければならない事や、これからどのように就職活動をしていけ ばいいのかの参考になりました。

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