「社会」へのステップ 先輩と語る-大学と社会-
2016.02.25
第12回スポーツ科学部「先輩と語るー大学と社会ー」を開催しました
平成27年12月12日(土)、8号館831教室において、3名の先輩を招き、スポーツ科学部主催「先輩と語る−大学と社会−」を開催しました。この講演会は、第46回スポーツ科学部学部祭のプログラムの一環として行われ、総勢1,178名の学生、教職員、附属若葉高等学校の生徒及び教員が参加しました。
まず、元ハンドボール男子日本代表監督で現在大同特殊鋼株式会社に勤務されている清水博之氏からは、ハンドボール指導者として日本一に導くための目標の再確認の重要性についてお話していただきました。学生からは、監督の目線からスポーツを考えることがなかったので、今後はいろんな目線からスポーツを考え、行っていきたいという感想が聞かれました。
松田拓朗氏からは、人生の転機や学生時代にもっとやっておけばよかったこと、さらに真理を追究することの大切さについて語られました。学生からは、人生において色々な物や人との出会いが、人生を大きく変えるということが分かったといった感想がありました。
兒玉友氏は、昨年発足した「スポーツ庁」の概要や障がい者スポーツなどの貴重なお話をしていただきました。学生からは、障がい者スポーツというのは今最も発展すべきものであり、自分も何か力になれることが無いか、ボランティアなどに参加してみたいという感想が聞かれました。
3名の先輩から、後輩に対する熱い思いで語られるたくさんのメッセージは、スポーツ科学部全学生に夢や未来、成功への希望を与え、4年次生には社会に飛び立つための大きなステップとなり、また1~3年次生には、これからの大学生活にさらなる弾みをつけるものとなりました。
【講師のプロフィール】
清水 博之
(しみず ひろゆき)氏
平成6年 福岡大学体育学部 卒業
元ハンドボール男子日本代表監督
現在、大同特殊鋼株式会社 東京本社総務室 室長
松田 拓朗
(まつだ たくろう)氏
平成15年 福岡大学スポーツ科学部 卒業
平成22年 福岡大学大学 スポーツ健康科学研究科博士課程後期 修了
現在、 福岡大学病院リハビリテーション部 医療技術職員
兒玉 友
(こだま ゆう)氏
平成13年 福岡大学体育学部 卒業
現在、スポーツ庁健康スポーツ課障害者スポーツ振興室 係長