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「学び」へのステップ 大学から始める『言葉の力』育成プログラム
基礎編③(4月25日)を実施いたしました。

2015.05.21




  2015年度コトチカ基礎編の第三回を実施しました。三回目のテーマは「大学生活で身につけたい力」でした。大学が“遊ぶ場所”や“モラトリアム期間”だったのは、もはや過去の話です。いま大学では、社会に出るための準備期間として、学生一人ひとりの能力を高めることに力が注がれています。しかし、待っているだけでは能力は高まりません。今回のコトチカでは、これから大学生活を送っていく中で、自分に必要な力を考え、積極的にその力の獲得に努めてほしいという考えから、このテーマを設定しました。
このテーマへの答えとして受講生たちが考えた意見をいくつか書き出してみます。

1.コミュニケーション力
2.自信をもって相手に伝える力
3.語学力
4.論理的思考力
5.選択できる柔軟な思考力
6.予測する力
7.観察力

 これらの中から印象的なものを選んで講評してみましょう。1グループで行われたディスカッションのファシグラ(「ファシリテーション・グラフィック」の略称で、こうした板書のこと)です。


※写真は、クリックすると拡大します

 「コミュ力」(コミュニケーション力)という主張を、3つの根拠、すなわち①社会では関わりが増えること、②経験で自信がつくこと、③タテ・ヨコの関係が向上すること、が支えています。まず、主張の「コミュ力」が、「会話」「質問」「聞く・話す」と言い換えられることによって具体性が増しています。加えて、それぞれの根拠から議論が展開し、最終的に、「話題を広げられる」という「コミュ力」の意義が導き出せていました。おそらく、質疑応答を進めていく中で、発表者の考えが引き出されていったと想像できます。
 書記の技法として、囲みや矢印を使いながら関係性が示されていました。また、「ケイケン」(経験)、「イケン」(意見)など、カタカナを用いることで時間短縮になっています。

 さて、コトチカで学ぶ内容も、もちろん、大学生活で身につけたい力です。しかし、知るだけ、理解するだけでは、まだ身についてはいません。学んだ内容を積極的に授業やサークル活動で使いながら、ぜひ自分のものにしてください。

特別講師:實渊洋次

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