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「社会」へのステップ 先輩と語る-大学と社会-
理学部化学科「先輩と語るー大学と社会ー」を開催しました。

2016.12.02

平成28年10月15日(土)、2B1教室にて、理学部化学科主催「就職懇談会」の一環として、福大生ステップアッププログラム「先輩と語る-大学と社会-」を開催しました。この懇談会は、化学科の学生が就職活動について実践的なアドバイスを受けるために毎年開催しているもので、今回で15回目になります。この懇談会は第1部と第2部から構成されています。

第一部では、理学部化学科の卒業生である牧野円香氏にアストラゼネカ株式会社の会社概要とご自身の就職活動の体験談をお話しいただきました。続いて、理学部化学科の卒業生である田坂哲也氏より日本ミシュランタイヤ(株)で人事を担当されていた経験をもとに、これから就職活動を行う3年次生と博士課程前期1年次生への就職活動に対するアドバイスを中心にお話しいただきました。その後、内定をもらった4年次生と博士課程前期2年次生の4名、講演者の2名および企業で人事を担当している卒業生1名を交えてのパネルディスカッションを行い、就職活動についての質疑応答が行われました。

第二部では、様々な職種の卒業生26名を交え、懇談会を行いました。化学工業、食品、製薬、IT、環境インフラ、化粧品、教員、公務員などの幅広い業界の現状や就職活動の実体について、直接その業界で働いている卒業生から活きた情報をご提供頂きました。卒業生1名のテーブルに対して3~4名程度でお話しを伺い、貴重な経験でした。就職活動を控えた学生には1日を通して自分の将来について考える有意義な時間になりました。

(参加学生の声) 
・将来について悩んでいて、少しでも何か得るものがあればと思い今回参加しました。実際に現役で働いている先輩方のお話を聞き、社会の現状や就職先を決める時に気をつけるべき点について話を聞くことが出来ました。
・様々な企業・職場の方々の仕事内容を始めとした貴重なお話を聞くことができ、とても有意義な時間となりました。
・講演を聞いて、前準備の大切さがよく分かりました。また、就活の時のメンタルの切り替え方とかも聞けたのでとても参考になりました。
・多くの先輩方が来てくださっていたので自分の興味のある仕事をされている先輩方と実際に話をすることができ、仕事内容ややりがい、普段聞けないことも聞くことができてよかった。
・自己分析の大切さを改めて理解することができました。今の時期は自己分析と実際にOBやOG訪問を通して企業研究をしようと思います。先輩方の就職活動の体験談を聞き、私が思っていた疑問を解決することができたので、とてもためになりました。ありがとうございました。
・参加して頂いた卒業生各位 お忙しい中、大変貴重なお話ありがとうございました。自分に何ができるかではなく、何がしたいのかを軸にして就活していこうと思いました。また、その理想に近づくために今までして来た努力や、自分の特性をよく理解し伝える練習が必要だと感じました。私は資格習得にばかり重点を置いていましたが、合格までのプロセスやその背景がいかに重要かを知り、考えを改めるきっかけとなり貴重な時間となりました。
・私は大学院への進学を考えており、就職するのはまだ先の話であると甘えておりましたが、今回の懇談会に参加したことで、将来についていろいろと考えるきっかけになりました。大学の延長でただ大学院へ行くのではなく、将来の目標を定め、その目標を達成できるよう努力したいと思いました。お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

(講師のプロフィール)
田坂 哲也(たさか てつや)氏
平成3年3月 理学部化学科卒
日本ミシュランタイヤ株式会社 新規開発生産品質計画責任者

牧野 円香(まきの まどか)氏
平成21年3月 理学部化学科卒
アストラゼネカ株式会社 福岡営業部 循環器・代謝領域 熊本課

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